デッキ構築論「Xセイバー」

今回はデッキ構築論を書いてみました。
その記念すべき第一回は「Xセイバー」です。

そもそもXセイバーというものは、遊戯王DT第1弾「シンクロ覚醒!」で登場した戦士族のモンスターたちです。
そのころはまだカードがそろっておらず、「X-セイバーエアベルン」が単体で猛威をふるっていました。その「X-セイバーエアベルン」はこれです。

この「相手の手札をランダムに1枚捨てる」という効果とチューナーという点がとてもプレイヤーの目を引きました。
その後「X-セイバー」もいろいろとDTで出てきましたが、しかしそれでもまだ「X-セイバー」のデッキはできませんでした。
そんなとき、このパックが発売されました。

そう。遊戯王5dsオフィシャルカードゲームで初めてブースターパックにDTのサポートカードが収録されました。
そしてこのパックにはなんと「X-セイバー」の新しいジャンル「XX-セイバー」が収録されました。
この「XX-セイバー」の登場により、初めてテーマデッキが構築できるようになりました。
それのデッキがANPRで登場した新モンスター「XX-セイバーガトムズ」を主体とした、ハンデスデッキです。
このデッキはやはり新カードの「XX-セイバーフォルトロール」と「XX-セイバーレイジグラ」を使いガトムズをシンクロ召喚し、そこからハンデスを展開するデッキです。
しかし、KONAMIは「X-セイバー」の進化をこれだけで終わらせませんでした。

少し話が変わりますが、みなさんは海外版のブースターパックには海外先行発売カードが収録されているのをご存じでしょうか?
そう。「進化をこれだけで終わらせませんでした」というのは海外版のANPRで新カード「XX-セイバーフラムナイト」「XX-セイバーガルドストライク」が収録されたのです。
そしてこの後ABPFが発売されました。そしてこのパックの海外版にまた新たな「X-セイバー」が収録されました。さらにこのパックには「素早いビックハムスター」という獣族の専用サーチカードが登場しました。
そしてこのカードもついに2010年9月18日発売の「EXTRA PACK 3」の収録されました。
そしてこのデッキが完成しました。
「XX-セイバーデッキ」レシピ

◎モンスター(21枚)
<3枚>
・XX−セイバーフォルトロール    
・XX−セイバーエマーズブレイド
・X−セイバーエアベル
・XX−セイバーフラムナイト
<2枚>
・XX−セイバーガルドストライク
・XX−セイバーレイジグラ
・素早いビッグハムスター
・ライトロード・ハンター ライコウ

◎魔法(13枚)
<3枚>
・月の書
<2枚>
・強制転移
・サイクロン
<1枚>
・死者蘇生
・ブラック・ホール
・ハリケーン
・ワン・フォー・ワン
・精神操作
おろかな埋葬

◎罠(6枚)
<2枚>
・ガトムズの緊急指令
・セイバーホール(奈落の落とし穴でも可)
<1枚>
・聖なるバリア-ミラーフォース-
リビングデッドの呼び声

これです。しかし、まだ海外では「XX-Saber Boggart Knight」や「XX-Saber Darksoul」といった強力サポートカードが登場しています。(モンスター)
効果は、
XX-Saber Boggart Knight(XX-セイバーボガート・ナイト)☆4 地 獣戦士族1900/1000
このカードが召喚に成功した時、 手札からレベル4以下の「X−セイバー」と名のついたモンスター1体を自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。このカードをシンクロ素材とする場合、「X−セイバー」と名のついたモンスターのシンクロ召喚にしか使用できない。

XX-Saber Darksoul(XX-セイバーダークソウル)☆3 地 獣族100/100
自分フィールド上に存在するこのカードが墓地へ送られた場合、 そのターンのエンドフェイズ時に「X−セイバー」と名のついたモンスター1体をデッキから手札に加える事ができる。

こんなにもたくさんのカードがまだ存在するのです。さらにDTにより更なる進化も期待できます。
きっとこれからのトーナメントを担っていくデッキの一つかもしれません。
次の「EXTRA PACK 4」が楽しみですね。       
                           終わり・・・・・・